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【bonjour records recommend】#21

2026.09.15

bonjour recordsによるMUSICレコメンドTOP5

ジャンル、国籍を問わず良いものをセレクトし発信するbonjour recordsより、レコードからレコメンド商品を選定。

レコードカテゴリーは新譜・旧譜問わずリイシュー盤まで、幅広い品揃えの中からおすすめの一枚をTOP5形式でご紹介。

MUSIC

👑 No.1
ShitKid
The Essential (Vol. 2)
¥5,720(税込)


スウェーデン出身のSSW、ShitKid(シット・キッド)のベストアルバム第2弾。

彼女の2020年以降にリリースされた作品から中心に選曲された本作は『20/20 ShitKid』、『Sort Stjerne!』、『Rejected Fish』などから代表曲を収録。2020年に突然プロジェクトを終了し、音楽シーンから完全に姿を消した後、ShitKidは2026年に世界ツアーによるライブカムバックで復活、そして本作はそれを機に発表された作品である。ガレージパンク、ローファイ、インディーロック、シンセポップを自由に行き来するサウンドと型にはまらないDIY精神で欧米インディーシーンで独自の存在感を放ち続けてきた彼女の近年の作品群から進化を俯瞰できる作品。

👑 No.2
Cold Diamond & Mink
Organ-ized
¥5,170(税込)


フィンランドのインディソウルレーベルTimmion Recordsに所属するスタジオバンドCold Diamond & Mink(コールドダイアモンド&ミンク)によるアルバム。

彼らは2015年に結成されたバンドで、ヴィンテージ機材によるアナログ録音を軸としてディープファンクやサザンソウルを現代に蘇らせるサウンドで知られるバンド。今作ではレーベルメイトであるEmilia Sisco(エミリア・シスコ)のデビューアルバム『Introducing』収録曲を、オルガンを主役に据えたインストゥルメンタル作品として再構築。Emilia Siscoのヴォーカルが担っていたメロディをオルガンに置き換え、そのオルガンパートにはオルガン奏者Mr. Sophisticated Fingers(ミスター・ソフィスティケイテッド・フィンガーズ)をフィーチャー。60〜70年代のJimmy Smith(ジミー・スミス)やJimmy McGriff(ジミー・マクグリフ)、Shirley Scott(シャーリー・スコット)らなどのジャズ界のエリートに連なるソウル、ジャズ、オルガンコンボの伝統を現代的な感覚で表現。アナログソウルの美学と彼らの緻密な演奏力が結実し、温かみがありながら豊かなグルーヴを醸し出している。

👑 No.3
Giraffe
The Towering Inferno With Bongo Drums
¥6,600(税込)


Darkside(ダークサイド)のDave Harrington(デイヴ・ハリントン)、The Greyboy Allstars(ザ・グレイボーイ・オールスターズ)のRobert Walter(ロバート・ウォルター)、Spencer Zahn(スペンサー・ザーン)、Rio Kosta(リオ・コスタ)のKosta Galanopoulos(コスタ・ガラノプロス)によるコラボレーションプロジェクト、Giraffe(ジラフ)によるアルバム。

LAの64 Soundでわずか1日でレコーディングされた本作はガレージロック、サイケデリック、エキゾチカ、ラウンジ、ポストパンク、さらにはライブラリーミュージックの感覚までを自在に横断し、単純なジャンル分けを拒む。ファズを効かせた荒々しいリフから、サーフロックを思わせるトレモロ、サイケデリックなノイズまで本能的なグルーヴが実に多彩な顔を見せ、タイトルにもあるようにボンゴが楽曲の推進力及び混沌さを演出する装置として機能。実験精神、ポップセンス、ジャンル横断的な感覚と少しの悪ふざけが絶妙に同居した演出の面白さは、幾度となく針を落とす楽しみのある作品。

👑 No.4
Kelly Finnigan
B-Sides Singles & Forgotten Gems
¥6,050(税込)


Monophonics(モノフォニックス)のフロントマン、SSW、プロデューサー、マルチインストゥルメンタリストとして知られるモダンソウルシーンの代表的存在であるKelly Finnigan(ケリー・フィニガン)の、Colemine Recordsとの15年に及ぶ歩みを振り返るアンソロジー作品。

今作はシングルのB面曲や限定盤音源、カヴァー、未発表曲をまとめた内容であり、一人の音楽家の成長をたどるドキュメントとしても機能。初期衝動が色濃く反映された「Freedom」から、「Trouble」、「Keep Me In Mind」など7インチで発表された作品、「It's Not That Easy」や「It Hurts Me So Much」といったカヴァー曲、またトリには未発表曲「The Hurting Truth」が収録されており、長年のファンには散逸していた名演をまとめて味わえる喜び、初めて触れるリスナーには彼の魅力を俯瞰できる最良の入口となるような作品に仕上がっている。

👑 No.1
The Womack Sisters
The Womack Sisters
¥6,050(税込)


Sam Cooke(サム・クック)を祖父に持ち、Bobby Womack(ボビー・ウーマック)の姪っ子というサラブレッド3姉妹であるThe Womack Sisters(ザ・ウーマック・シスターズ)によるフルレングスデビューアルバム。

サザンソウル、ゴスペル、カントリーソウル、アメリカーナなどを軸とした今作は現代のモダンR&Bやネオソウルとは一味違う。むしろトラディショナルなファミリーヴォーカルグループの伝統を感じさせ、歌やコーラスが前に出る熱量の高さが特徴にある。リードシンガーを立てるというよりは3人の歌声のハーモニーをメインとして捉えた厚みのあるた濃密なソウルアルバムに仕上がっている。